ターヤン 下水道マンホールの更生工法

一般的な施工法

施工前
  準備工
  1. 施工現場に安全柵などを設置し、作業スペースを確保する。
  2. 施工車両・機材を搬入・配置する。
  3. マンホール内の酸素濃度および硫化水素などの有毒ガス濃度、可燃性ガス濃度を測定する。必要に応じて換気設備を設置し、安全な作業環境を確保する。
  前処理工
  1. 高圧洗浄機を使用しマンホール壁面を洗浄する。
  2. 切断工具を使用し、既設定掛金物を切断・除去する。
  仮設
  1. ステージを設置する。
  2. バイパスパイプ付き止水プラグを上流管口に設置し水替えを行う。
  プライマー塗布 プライマー塗布工
  1. エボキシプライマーをマンホール内全体に塗布する。
  結合板設置
  1. 結合板をマンホール内壁面にアンカーボルトを使用し設置する。
  2. 充填材を染み込ませたポリエステルフェルトをインバート部に設置する。
  マンホールライニング材セット
  1. 圧力バックをトップノズルに取り付ける。
  2. マンホールライニング材をトップノズルに取り付ける。
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  ライニング材挿入 ライニング材挿入 断面図挿入状況
  1. トップノズルにセットされたマンホールライニング材をクレーンを使用し、既設マンホールに挿入する。
  2. トップノズルをステージに固定する。
  圧力バック反転挿入 圧力バック反転挿入 断面図
  1. 圧力バックをマンホールライニング材内に水を使用し、反転挿入させる。
  2. シャワーホースを圧力バックのエンド部に取付ける。
  3. マンホールライニング材内圧を標準硬化圧力(0.04MPa〜0.06MPa)までエアー加圧する。
  4. 昇圧後、ただちに圧力を開放し、反転挿入状況を目視で確認する。
  硬化
硬化 硬化状況
  1. シャワーホースをノズルの内側に接続した後、マンホールライニング材を標準硬化圧力まで加圧する。
  2. マンホールライニング材内の状況を確認する。
  3. ボイラー・ポンプ・温水槽を使用し温水を循環する。
  4. マンホールライニング材を標準硬化スケジュールに従い硬化させる。
  5. 冷却水を循環し、マンホールライニング材を冷却する。
  6. マンホールライニング材内をエアー加圧し、冷却水を排水する。
  圧力バック除去
  1. マンホールライニング材内部に設置されている圧力バックを除去する。
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  インバート部切断・仕上げ
  1. 切断工具を使用し、管口およびインバート部を切断する。
  2. マンホールライニング材切断部分を管口仕上げ材(エボキシ樹脂パテなど)で仕上げる。
  充填材注入
  1. 充填材注入用の孔をマンホールライニング材内面にあける。
  2. 止水プラグを充填材が漏れないように設置する。
  3. ポンプなどを使用し充填材をマンホールライニング材と既設マンホール壁面の隙間に充填する。
  4. 充填材硬化後、注入孔の閉塞処理をする。
  ステップ取付け
  1. 所定の位置にステップを取付ける。
  施工完了  

施工後
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